目標は魔法の手。
産後3週間が過ぎました。
あっという間の日々。
正直、目の前で起こることにただ対処するのでいっぱいの日々です。
でも娘は、変わらずとても愛おしいです。ほんとに。
彼女はただ今、絶賛「便秘」中。
苦しそうに泣く彼女に、余裕がない時はおろおろしてしまい
その「おろおろ」がきっと伝わって余計に泣いてしまう。
そして「おろおろ」が増すということがあります。
そんな中「だいじょーぶ」と言いながら
娘のお腹をさすってくれる母の手を見て、色々思い出しました。
私もよくお腹や背中を、しんどい箇所や眠い時に
母のこの手でさすってもらったものです。
「指が短くて小さいから指輪が似合わへんって
お父さんは指輪買ってくれへんねんでー」
小さい手に若干のコンプレックスがあるのか
母はこのネタを度々話していました。
私も「確かにねー」なんて言いながら。
でもこの小さい手は、とてつもなく温かくて安心する手で。
実際、娘をさすっている母の手を見ているだけで
私自身が安心しているという凄さ。
この手で抱っこしてもらってさすってもらって
安心してきた感覚がふわーっと蘇りました。
記憶というより感覚で。
こういう風に、娘にも残るのだろうと。
だから積極的に触れていたいし、泣いたら抱きしめたいし。
言葉以上に伝わるものを伝えていきたいと思いました。
お母さんの魔法の手。
指輪の似合う手より、それがいい。
何よりも彼女の安定剤でありたいと思っています。